祇園精舍の鐘の声

■終活コラム

今がいくら楽しくても、この時は永遠じゃないのでしょうね。ふとそのことに気づいたとき、例えは違う気がしますが、平家物語の 「祇園精舎」の一節をよく思い出します。

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

ー祇園精舍の鐘の音には、諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。娑羅双樹の花の色は、どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、春の夜の夢のようである。勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようであるー

変わっていくものと割り切りながら、今を楽しむ。今がずっと続くわけではないと思いながら、この瞬間を全力で走る。年老いていつかは死んでいくものだと感じながら、老いを受け入れ、少しずつ死に向かう準備をする。私たちはずっと終活してるのかも知れませんね。

なんとなく、思ったことを書いてみました。

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minsyu34

京都にある終活情報発信基地「みんなの終活窓口」の終活コーディネーター。 保有資格:家族信託コーディネーター、2級ファイナンシャルプランニング技能士、年金アドバイザー、相続アドバイザー、終活アドバイザー、日商簿記3級など。終活に取り組むことで、これからの生き方を明確にし、今をもっと楽しんで欲しいと願っています。 未来を見つめた人生設計の足がかりとなる​終活を一緒に始めてみましょう!